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アンパンマンは君さと言われていたが、本当に俺だった

この事実に気づいたのは32歳の誕生日を迎える直前だった。ある日目覚めると、違和感を覚えた。どこからか香ばしい匂いがしている。いや、それ自体は喜ばしいことなのだが、香りが自分自身から漂っているように感じた。そして、顔がやたら軽い。

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事情によりお蔵入りになったり、書き途中のまま放置しすぎた記事を下書きそのままで公開して供養するマガジン。

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